今日、久々に「かつ丼」を食べました。
玉ねぎが入って、甘辛い出汁、卵でとじたオーソドックスなかつ丼です。
ふっと思い出した事・・・
食をテーマにした雑誌編集長さん冠のテレビ番組で、自分にとって史上最強に美味しかった料理を紹介する企画でした。それが「かつ丼」だったのです。
そのかつ丼とは・・
編集長の発行する雑誌の企画で、魚の特集を企画し漁に出港し船上食べたかつ丼だったのです。漁をなめていて、食事もろくに摂らず出港。極限にお腹が減っていた！
その時！！ 「これ、食うか？」
船長さんに差し出されたお弁当が、奥さんが作った「かつ丼」だったのです。編集長いわく、お腹が減り凍てつく寒い船上、企画の終了時間も見えない中、食べたかつ丼の味に感動してしまったとの事。こだわりのお肉を使用したとか、～産のお米を使ったとかではないのに、なぜ・・？
編集長いわく、このかつ丼を作った奥さんの愛情なんだとか、船長さんの腹を満たすごはんの量、味、かつの大きさ等、かつ丼を食べる船長さんへの愛情が美味しさに繋がっているのでは？との事！
編集長さんは、今でもわざわざ連絡をして食べに行くようです。味もさることながら、かつ丼を食べながらその時の事を思い出しに行くようです。
私も、食を通じて「愛情」や「想い出」を伝えられる仕事をしたい！
そんな日曜日のお昼でした！笑